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塗料についての基礎知識
住まいの塗り替えをお考えの方の多くは、まず何社かの塗装業者に見積もりを依頼されるでしょう。その見積もりでもっとも分かりにくいのが「塗料」の項目です。取り扱っている塗料の種類は業者によって多種多様で、名前を見ても特徴や値段の妥当性はまったく分からないでしょう。
つまり、一般の方にとっては、何を基準に塗料の良し悪しを判断すればいいのか分からないのです。
外壁・屋根塗装は、決して安い金額ではできません。ご自分の住まいに合った塗料が分からないまま、もっとも安い見積もりを出した業者に依頼して失敗してしまう……なんてことも珍しくはありません。本当に納得できる塗り替えを実現するためには、塗料についての最低限の知識は必要です。
最近では、優れた塗料が多く登場しています。あなたの住まいに最適な塗料を選ぶため、まずは大まかな塗料の種類や特性を以下でご確認ください。
塗料の分類
塗料には、大きく分けて「水性塗料」「強溶剤塗料」「弱溶剤塗料」の3種類があります。
| 水性塗料 | 強溶剤塗料 | 弱溶剤塗料 | |
|---|---|---|---|
| メリット | 臭いが少なく、引火性がない | 密着力・耐久性に優れる | 密着性に優れる |
| デメリット | 色むらが発生し、プラスチック製品に密着しない | 臭いが強く、色むらが発生する | 乾燥時間が長い |
塗料の特性
| 外壁の劣化・汚れを促進する風雨や紫外線などから壁を保護する性質 | 外部からの雨水の浸入を防ぎ、内部から湿気を放出する性質 |
| ゴミやカビ、ホコリが付着しにくく、外壁をきれいに保つ性質 | ひび割れ(クラック)をくい止める性質 |
塗料の選び方のポイント
今後の塗り替えサイクルを考える
誤解されている方もいらっしゃるかもしれませんが、高価な塗料だから長持ちするとは限りません。どんな塗料でも10年も経てば色あせ、汚れが目立ってきます。10年で定期点検するのであれば、塗料は10年の耐用が可能なグレードでいいわけです。住まいのメンテナンスサイクルを十分に考慮して塗料を選ぶことが重要です。
費用対効果を考える
塗装費用が安くても、耐用年数が短ければ施工回数が増えて割高になります。また反対に、塗装価格が高くても耐用年数が長ければ割安になります。耐用年数を考えて費用対効果を検証することが重要です。当然、塗料の種類によって施工費用も大きく変わってきます。

重視する機能を考える
近年、技術の進歩により様々な機能が付加された塗料が登場しています。「光触媒塗料」「低汚染」「遮熱」「防火・難燃」「抗菌」「断熱」など……。住まいの問題点を把握したうえで、どのような機能を重視するのか考えるのがポイントです。

